かののゲームにっき

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「リトルナイトメア2」クリア感想

n6ls.bn-ent.net

リトルナイトメア2

バンダイナムコエンターテインメント
プレイした機種:Nintendo Switch

 

前回感想を書いた無印に続いて、リトルナイトメア2もクリアしました!うおお!
こちらもまたとても有名な、リトルナイトメアの続編です。
先日同じくSwitch版の1をクリアして、そのままの勢いで1のDLCと2をプレイしていました。1のDLC感想は時間があれば1の感想のほうに追記したいなと思っております。
今回もゲームへの事前知識は公式ホームページを見たぐらいで、記載されているあらすじとキャラクターをふわっと知っている程度でのプレイでした。
物語は、電波塔に支配された世界を、主人公のモノが前作主人公のシックスと一緒に冒険するというのが大筋です。冒険って書くとちょっとファンタジックですが当然そんなにほのぼのしたノリではありません。
以下ネタバレ(前作のネタバレもあります)

 

 

1作目に引き続き、すごく雰囲気や世界観の確立されたゲームだと改めて感じるゲームでした。前作の舞台である船よりも更に身近に感じられるようなステージが多いうえに、ホラー要素も前作より強くなった気がして、個人的にはすごく怖かったです。びっくり要素は明確に増えてた印象。敵キャラもホラー感が強かった。


たまにノームはいるけれど基本的には1人だけでの探索だった無印と違って、今回は比較的序盤からシックスが一緒に行動してくれるので、2人行動の期間も多いです。けれど前作をプレイしているとシックスを仲間として信用しきれない…というこの辺りの塩梅がすごく上手いな〜と思いました。また後述しますが、最後までプレイした今では、この感覚さえいい感じに狙われてたんじゃないかとも思います。
モノは紙袋を被ったスタイルがちょっとマスコット的で可愛いし、斧やハンマーを力いっぱい振り回すしで思いの外パワフルボーイでしたね。今回のお気に入りキャラは彼かもしれません。それだけのこう…最後が辛かった…。
色んな帽子も拾いましたが、自分は結局最後まで紙袋スタイルでした。

 

シナリオは前作に引き続き、言葉での説明は一切なくて街の風景やキャラの行動からプレイヤーが考察していく構成になっています。
プレイヤー視点だと最初はなかなか信用しきれないシックスですが、協力して障害物を乗り越えて進んだり、何度も攫われる彼女を助けたりするうちにちょっとずつ愛着が湧いていくのがすごく上手い作りだと思います。そのおかげでエンディングで情緒をわやわやにかき乱されるはめになりました。テレビから出てきたのっぽの人がシックスを捕まえようとしていたのは、つまりそういうことですよね…。
最後に主人公がどうなったか、という点ではここは前作より分かりやすく描写されていたように思います。そのせいで余計に辛かった。マップ中のあちこちにいるゆらゆらしてる影?を全部集めるとエンディングが追加されると聞いたので、クリア後にそっちも頑張って見てみましたが、つまり2は前作よりも昔の話になるのかな…モノに救いはないんですかね…。

 

操作は前作と大きくは変わっていませんが、個人的にありがたかったのは死亡後の復帰ロードが早くなったこととチェックポイントが細かくなったことの2点です。
アクションゲームが苦手なこともあって、特に病院の人形で何度も死にまくったから助かりました。壁から出てくる手、最初は跳びあがるぐらいビビったのに途中からもうええ!!ってなるぐらい本当に何回もとっ捕まったので…。
逆にちょっと辛かったのは、戦闘っぽい要素が増えた部分です。
機敏に動くのは難しい操作性な分、自力で敵を倒して進まないといけないところが結構難しく…学校でよくいじめっ子たちに囲まれてボコボコにされました。
それでも本当に今回はやり直しやすくなっていたので、これもそこまでは気にならなかったです。悲しい話ですが、そもそもわたしが下手なのが一番の問題という。

 

前作から短期間に通してプレイできて、この不気味かつちょっとメルヘンな雰囲気に浸ることができてすごくよかったです!
ホラー苦手な自分でも、しょっちゅうビビり散らしながらではありますが最後までプレイはできたので、少しでも興味がある人はアクションが極端に苦手でなければやってみて損はないと思います。
楽しかった~!