かののゲームにっき

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「Unpacking」プレイ感想

store.steampowered.com

Unpacking アンパッキング
(Witch Beam、Humble Bundle)
プレイした機種:PC(Steam)

 

プレイ時間は3.5時間。ゲーム内で条件を満たすと取得できるステッカーを全部集め終わったぐらいまでプレイしています。
箱詰めされた引っ越しの荷物を取り出して、それぞれを部屋の適切なところに置いていくパズルゲーム。基本的にどのアイテムもある程度の置き場所は決められていますが、適正範囲であれば好きなところに物を配置できるので、少しだけ自分の好みを反映できるようにもなっています。
また、オプションからアイテムの配置設定を無視するようにもできるようです。自分はパズル要素も楽しかったので、最後まで特にそちらの設定は変更しませんでした。
以下少しネタバレを含むもうちょっと詳しい感想です。

 

 

流れとしては荷解き→配置完了→次のステージへ、という流れで、登場人物などからはっきりと語られることはありませんが、少しずつ進んでいく年代と荷物の入れ替わりやお部屋完成後に見られるアルバムから、その荷物の持ち主がどんな生活をしているのかを読み取ることができます。

完成した部屋は写真も撮れる

例えば年代が進んでいってもずっと連れているぬいぐるみがあったり、環境の大きな変化があったと思しきタイミングで飾れなくなるものがあったり……。荷解きをして部屋を作っていくという少し変わった視点だからか、プレイするにつれて荷物の持ち主にたいして保護者のような視点で感情移入していました。人生の追体験
個人的に、それまでずっと飾っていた賞状を特定のタイミングでとある場所に置かなければならなくなったのがとても辛かった……。

 

配置する荷物は衣類のような生活用品からゲーム機といった娯楽品まで様々ですが、そのどれも設置するときの音がものすごく凝っています。
歯ブラシを取り出して洗面台に置くと硬い音がして、それを歯磨き用のコップに入れるときちんと立てかけたような軽い音がする、といった風に、アイテム+置き場所で音が変わることも多々。ゆったりしたBGMも心地良くて、音を楽しみながら没入してプレイすることができました。
アイテムによっては右クリックするとちょっとしたギミックがついていることもあり、特定の操作でステッカー(実績)をもらえるのも楽しい。ルービックキューブを揃えるために連打しました。

 

荷解きが完了するとアルバムに写真が飾られますが、これも部屋によってコメントが違うのが細かい。
クリア後も写真をクリックすれば再び部屋に戻って配置を弄ることができるので、色んな写真のコメントを読んでみても楽しいかもしれません。

同じ年代の別の部屋

すごく集中してプレイできた分、ボリュームがもっとあったら更に嬉しかったな~と思います。同じコンセプトで、別の人の荷解きを追体験するのもやってみたい。