かののゲームにっき

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「Pokémon LEGENDS アルセウス」プレイ感想

www.pokemon.co.jp

Pokémon LEGENDS アルセウス
株式会社ポケモン
プレイした機種:Nintendo Switch

 

 

実は発売日に買っていたソフト、長い時間を経てようやくプレイできました〜!

カメラと相性が悪かったのか、起動30分で限界を迎えるぐらいに3D酔いが酷く、長期間積みゲーになっていました。最近酔い止めを飲みながら高圧洗浄シミュをやっていたら多少は耐性がついてきたのか、酔いにくい視点移動がちょっとずつ分かってきたのか、だいぶ落ち着いて遊べるようになってきたので再挑戦。無事スタッフロールが流れるぐらいまで楽しくプレイできました!嬉しい!!
そこまでのプレイ時間は45時間程度で、現在はクリア後シナリオに当たりそうなプレート集めをしている最中です。
楽しかった〜〜!

 

もう発売から1年以上経っているので気にする人も少ないと思いますが、詳細な感想はいつも通り続きの方に書きます。

最終的な手持ちはこんな感じでした

 

以下はシナリオなどのネタバレを含む感想です。

 

 

ゲームの舞台はDPに出てくるシンオウ地方の過去、ヒスイ地方。
まだポケモンと人間が今のような関係を築く前の時代に、推定現代からアルセウスパワーで転移した主人公が、ヒスイ地方を開拓しているギンガ団に身を寄せつつ、色々なポケモンを調査していくのが大まかな物語です。

自分はちょうどDPぐらいからプレイ経験が薄く、Switchで出たリメイク版が初プレイだったので、シリーズ間の繋がりや関連要素なんかは気づいていない部分があるかもしれません。ご了承ください。

 

マップはオープンワールドではないけどそれに近い形式になっており、拠点のコトブキムラから行けるいくつかの広いフィールドが設定されていて、そこを好き放題自由に走り回ってポケモンを探すのがゲームのメイン。
これがとにかくすごく楽しかった!!

発売順は前後するのですが、SVでもフィールド探索で無限に時間を溶かしていたタイプなので、今作でも完全にこの状態になっていました。
バトルを経由せずボール即投げで捕獲できるので、どんどん捕まえられるのもいい。飛んでるポケモンは自分がノーコンすぎてかなりボールを消しとばすことになりましたが……。

寝てるフカマルが可愛すぎる

たまにマップにいるオヤブンは基本的に周囲のポケモンよりレベルが高いので、上手く初見で戦闘なしに捕獲できると達成感があります。

固定シンボルのオヤブン以外にも、たまにランダムでオヤブン化しているポケモンがポップしていることがあって、それを見つけられるのも嬉しい。

捕獲するだけで経験値も入るので、手持ちもどんどん育つ。これもあって、進化が条件さえ達成していれば任意のタイミングで出来るのが個人的に良かったポイントでした。無限にB連打をせずに済む……。

新しいマップが解禁されるたび、メイン任務よりもサブ任務と捕獲を兼ねたマップ探索を優先していたので、レベルがごりごりに上がってシナリオ上のバトルはほぼ苦戦しませんでした。
個人的には地道な収集要素が結構好きなので、図鑑タスク埋めも楽しかったです。序盤はこれを埋めたくてだいぶ時間を使ってしまい、このままだと永遠に終わらん!と思って途中からは捕獲をとにかく優先しました。

色んなポケモンの捕獲がとにかく楽しい分、ボールの消費量も本編シリーズと比べると圧倒的に多いので、素材不足は最後まで悩まされた部分でした。
ボールに限らずアイテム作りに必要な素材は山のようにあるのに、持てるアイテムの種類数には結構厳しめの上限があるので、こまめにベースの道具箱で整理する必要があります。
ポーチの拡張(所持上限の拡張)も出来るのですが、冗談抜きに倍々ぐらいの勢いで要求される金額が上がっていくこともあって、自分は20000円ぐらい要求されるようになったところで止めています。取る素材を絞ってこまめに整頓すれば、これでもまあまあやっていける範囲。

拡張はありがたいけど何故最後に煽るんだ

 

色んなポケモンと出会いつつアルセウスを含めた伝説ポケモンを探す感じのシナリオになるのかな〜と思っていたら、終盤の展開にはだいぶ驚かされました。

スマホがあるレベルの現代から急にサバイバル時代に放り出されて、生きるために命の危険が割とある任務に挑んでいた主人公が、色々な事情が重なった結果の一時的なものといえど拠り所の村から追放されるのはあまりにも辛い……。
この判断を取った団長にも村の人達を守るという責任があったから、振り返れば仕方ないことではあると分かるのですが、ここはちょっとあまりに主人公が大変では!?と思ってしまいました。まだ現代視点だと子供なんやぞ!
自分が前述の理由でメイン任務から脱線し続けていたから、余計に急激な展開に感じたのかもしれません。最終的には和解できて良かった……。

サブ任務は特に、その地で暮らしている人間とポケモンが少しずつ仲良くなっていく過程を感じられるものが多くてお気に入りです。軒下に住み着いたチリーンの引っ越し先を探すおばあさんの話がすごく好き。一部難易度がすごいものもありましたが……。

最終的にはオヤブンを渡しました

 

キャラだと隊長とセキさんが特にお気に入りです。あとコギトさん。終盤にいきなり古風な口調の綺麗なお姉さんが出てきたからテンションが上がりました。
ウォロさんはこれ絶対何かある人だな!と思いつつクリア後シナリオを進めています。コギトさんと2人合わせてシロナさんの関係者なのかな。

この他にも過去作のキャラを彷彿とさせる人たちがたくさんいたので、特にDPに思い入れがある人がやったらこの人!というのが分かって楽しいと思います。

 

そしてポケモンがとにかく可愛いのも今作のいいところ!

オヤブンを筆頭に、同じ種類でもサイズ差が分かりやすいのもいい。フィールドでたくさん並べられるのも嬉しい。
こんなに可愛いのに大半の野生ポケモンがこちらを本気でやりにかかってくる。
シナリオ上で起きるものを除いて必須ではないせいか、ポケモンバトルがこれまでのシリーズと結構違って難易度が高い印象を受けました。

力業/早業のシステムは行動順と威力をある程度こちらで調整できるのが好き。

迂闊に野生と戦闘になると複数を相手にすることになり、多少のレベル有利ぐらいの差だと普通にぐっちゃんぐっちゃんにされます。一部のトレーナー(?)戦では相手が複数出してくることもあるし。

こちらは手持ちから1匹しか出せない&ダブルバトルでの範囲攻撃的なことのできる技がないので、それも難易度高めに感じた理由かもしれません。
低レベルの相手からも割と被ダメが痛いから、HPの多いポケモンが強いような気がしました。とりあえず迷ったときに出すカビゴンの安定感があった。

個人的な話になりますが、お気に入りのヒノアラシが今回別進化をもらえたのも嬉しい。ヒスイバクフーンは元々の種類と比べてちょっとアンニュイな雰囲気で好きです。
新規のリージョン進化があるポケモンは、図鑑タスクが進化上限のヒントになってることが多いのが上手いな〜と思いました。

 

対人要素はほとんどないですし(交換ぐらい?)、通信交換で進化するポケモンも今回はアイテムで進化できる&野生で出現するものもいるから、ポケモンだけど完全に今作だけで完結しているゲームでした。元々ソロでやるゲームが好きなので、そういう意味でもすごく自分の性に合ってた。
マイペースにやれる分、やり込みを極めようとしたらどんどこ時間が溶ける作りになっています。図鑑タスクとかともしび集めとか。

本編と並行するのはすごく難しいと思うのですが、今後も何年かに一度ぐらいのペースでこの路線のゲームがあると嬉しいな〜と思うぐらいにはお気に入りのソフトになりました。